関関同立

関大と近大どっちが上?偏差値・就職の違いや比較まとめ

大阪の2大私立大学で何かと比較されることが多い関大(関西大学)と近大(近畿大学)。

関西の高校生が行きたい大学で毎年関大と近大で首位争いをしています。

特に最近は近大が9年連続で志願者数NO.1を達成するなど非常に勢いがあるせいか、関大を追い抜いたのでは?と話題になることが多々あります。

関関同立に近大を加えて関関同立近や関大と近大を入れ替えて関近同立と言われることもあるほど。

他にも関西難関5私大と評されることも増えてきました。

実際のところ関大と近大では近大に行きたい!という受験生も近年急増しており、関西地区以外の受験生の場合、関大は受験せず同志社・立命館と近大を併願する受験生も多いです

それでは実際のところ近大と関大でどっちが上なのか?検証したいと思います。

関大と近大の違いや比較!どっちが上?

関大と近大の違いについて項目ごとに違いをまとめたいと思います。

●全国的な知名度

近大>関大

●学生数

近大>関大

●志願者数

近大>関大

●難易度

理系

関大>近大

  • 近大理系平均偏差値 52.5
  • 関大理系平均偏差値 55.0

文系

関大>近大

  • 近大文系平均偏差値55.0
  • 関大文系平均偏差値57.5

※大手予備校の偏差値を基準

有名企業就職率

  • 関大>近大

※関大で大体17%、近大で10%

関大と近大どっちがいい?比較まとめ

知名度や志願者で見ると確かに近大は関大を追い抜いていると言えます。

実際近大の方が関大よりも全国から志願者数を集めています。

関西では関大と言えば知らない人はいないですが、特に首都圏を始めとする東日本では
関大と関学の区別がつかない人が多く、関大の知名度自体は実はそこまで高くありません。

ちょうど東日本と西日本の間の愛知県を始めとする東海地方では、同志社→立命館→近大と関西からはこの3私大を受験する傾向が強くなってきており、関大と関学受験者数がこの3大学に比べるとかなり少ないのが現状。

関大はフィギュアスケートが有名なのでフィギュアスケートが大好きな人は知っているけど、関西以外での知名度はやや低いです。

一方で、近大は近大マグロやつんく氏の近大入学式のプロデュース、安倍元首相やホリエモンなど豪華ゲストによる近大卒業式の公演、9年連続志願者数第1位など近年圧倒的に知名度を上げており、テレビ等でも取り上げられるので、全国的にも知られています。

ただし、入試難易度は理系・文系とも関大の方が近大よりもまだまだ上です。

理系・文系ともに以前に比べるとやや差が縮まってきているのは確かですが、偏差値において3ほど差があります。

さらに有名企業就職率では関大の方が近大よりも7%ぐらい高いです。

そう考えると、難易度や有名企業就職率において近大>関大になるのは、当分の間は考えにくいです。

ただ、総合的に見て、近大が産近甲龍で今頭一つ抜けたのは確かであり、今後数年以内に関関同立近、関西難関5私大という風になる可能性は高いと言えます。

そういう意味で近大は非常に将来性のある大学だと言えるので、関西圏のみならず他の地方の受験生も近大は受験しておいて損はないでしょう。

関関同立志望者や関西の国公立大志望者も近大は受験しておくことを強くおすすめします。

以上関大と近大の違いやどっちが上か?について比較してみました。